ARC 102 C - Triangular Relationship
解法
コンテスト中は, ひたすらを固定しての数を数える方法を探していた.
まず, 問題文を式に表してみると,
を固定してみたときとりあえずは
表すことができる. また,
より
が成り立ちます.
また, 条件から各について
より
について
が成り立ち, についても対称性から同じものが成り立ちます. これを変形すると, について
となり, についても
が成り立つ必要があります.
いま, を固定しているため, 不等式からとが取りうる値の数を求め, 掛けあわせれば場合の数を求めることができます(同じ式の形なので, 片方を求めて二乗すればよい).
しかし, 式
はを固定することにより得ているので正しいが,
は, との値によっては成り立たない場合があります.
がの倍数でないときはこの式を満たすことはできません. 逆に, がの倍数のときは, 両辺をで割り, を導出することができるため, がで割り切れることは, この式を満たす必要十分条件となっています.
よってその場合のみ数を数えないことにします.
これをについて行い, すべての場合の数を足しこむと答えが得られます.